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甲斐二段のコメント「△4五銀から△6三金のあたりは相当苦しいんじゃないかと思っていた。(勝ちだと思ったのはどこかという質問に)▲7三飛がピッタリでそこで勝ちだと思った」
貞升1級のコメント「急戦は予定だったが、▲5六銀でどうしようと迷った。銀をぶつけてくれて、△6三金と上がってしっかりしたんですけど、△8七銀が結果的に良くなかった。▲4六桂と打たれて自信がなくなった」
(最後の詰みが見えて勝ちだと思ったと語る甲斐二段)
(惜しくも好局を逃した貞升1級)
125手目▲7三飛を見て、貞升1級は投了しました。終了時刻は17時25分。消費時間は両者ともに3時間(チェスクロック使用)。勝った甲斐二段は2回戦に進出し、里見初段と対戦します。
互いの玉が見える形となり、いよいよ終盤戦です。甲斐二段も93手目を次の手を考慮中に持ち時間を使いきり、両者一分将棋です。以下は▲4七金△5七歩成▲同金△3七歩と進みました。
駒損の甲斐二段、▲4六桂と鋭く反撃しました。次の手を考慮していた貞升1級は持ち時間を使い切り一分将棋に。△8六桂と飛車を取る手も考えられましたが、△4五銀と逃げました。
(10月20日、予選決勝で貞升1級は中村桃子2級を破った)
駒がぶつかって本格的な戦いが始まりました。貞升1級が飛車を成り込み、好調を思わせる展開です。
(千駄ヶ谷上空に浮かぶ飛行船)
43手目、甲斐二段はみずから交換した歩をもう一度6六に置きました。手損を甘受しての辛抱です。
(近所の東京体育館では柔道の大会が開催される)
対局室の模様はネットワークカメラを通してこちらからもご覧いただけます。
(13時、対局再開)
(時間を使って次の手を考える貞升1級)
(次の手を待つ甲斐二段)
(甲斐二段の盤側)
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