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35手目▲4六角の局面で、昼食休憩となりました。ここまでの消費時間は▲山田久57分、△村田1時間23分。
▲4六角に対し、控え室では△4四歩が検討されています。▲同歩なら△4五歩と角を追い返してどうか(▲同桂は△4四銀で桂馬が助からない)。再開は13時からです。
村田初段、漫然と組まれては面白くないと積極果敢に仕掛けました。後手の構えは米長流急戦矢倉。オールドファンにはなじみの深い戦法です。対する山田三段は攻めをいなしてカウンターで戦うのが得意なタイプ。中盤以降の展開が楽しみになってきました。
山田三段が得意形に持ち込もうと角道を止め、変則的な矢倉模様となっています。▲7八玉に対し、村田初段が長考中。先手の早囲いに対して、後手が速攻でけん制するのか、穏やかに組ませるのかが序盤のポイントとなりそうです。
(振り駒の結果、歩が3枚出て山田三段の先手に)
(着手の前にお茶を含む)
(山田三段の初手は▲7六歩)
(村田初段は△3四歩)
11/13(木)東京・将棋会館5階「香雲の間」。1回戦第6局、山田久美三段-村田智穂初段戦が行われます。本局は週刊将棋誌に後日村田初段の自戦記が掲載されます。
(ブログ担当=紬 棋譜・コメント入力=青葉)
(朝、主催者に挨拶する村田初段)
(前期は貫禄のベスト4。予選シードの山田三段)
(予選勝ち上がりの村田初段。関西期待の星だ)
(厳しい表情で開始の時を待つ)
(徐々に緊張が高まる)
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