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▲8五飛成はいかにも清水王将らしい落ち着いた一手。以下△7七桂成▲同桂△同歩成▲同金右と進んでみると、清水優勢がはっきりしたようです。
清水王将は▲8一飛と打ち込みました。ここから一気に終盤戦にもつれ込むかも知れません。
清水王将が▲7五歩と突いたのに対して、山田三段は8五飛を動かし△同飛と応じました。みずから飛角交換を挑む勝負手です。
局面が収まってみれば、まだまだこれからの形勢のようです。
清水王将は山田三段の動きをとがめにいきます。検討陣の見解では、清水王将が優位に立ったようです。
13時、対局再開。山田三段は△8六歩と合わせました。
山田△4一玉、清水▲6九玉と、互いに玉を寄ったところで昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は清水51分、山田1時間18分(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。
清水王将が中央を制圧したのに対して、山田三段がいかに応対するかという展開。早くも勝負どころです。▲5五銀以下は△6二銀▲6八銀△8六歩▲同歩△同飛と進みました。
相矢倉模様から、清水王将が速攻を仕掛けました。
(清水女流王将の初手は▲2六歩)
(山田女流三段の2手目は△3四歩)
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