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両者慎重に時間を使って、目の離せない中盤戦となりました。岩根初段は端に▲9五角と出て、以下は△9四香▲6四歩△6一飛▲7三角成△9八香成▲7四馬と進みました。最後の▲7四馬がいかにも岩根流という、渋い一手です。
岩根初段はまず9筋、続いて急所の1筋を突きました。
13時、対局再開。清水王将は2つ飛車を浮きました。
岩根初段が▲6九飛と引いた局面で昼食休憩に入りました。消費時間は岩根1時間22分、清水45分(チェスクロック使用・持ち時間各2時間)。
岩根初段の四間飛車に対して、清水王将は右四間飛車。岩根初段が銀冠に組んだのに対して、清水王将は穴熊。両者の間では定番の戦形となりました。
(岩根初段の初手は▲7六歩)
(清水王将の2手目は△3四歩)
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