(終局直後のインタビュー)
(ずっと苦しかったです、と中井六段)
(最後は何かあったかと思ったんですが、と上田二段)
17時22分、124手で中井六段の勝ちとなりました。消費時間は両者ともに3時間(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。中井六段はこれでベスト4に進出。準決勝では里見香奈倉敷藤花-中村真梨花初段戦の勝者と対戦します。
はたしてどちらが勝っているのでしょうか?!
中井六段は△3六銀とすりこんで、スパートをかけました。以下は▲同金△2七桂▲2八玉△3九桂成と進んでいます。
盤面左側の折衝が一段落しました。今後は互いに相手玉を目指しての戦いとなりそうです。
上田二段が飛車取りに▲6四角と打ったのに対して、中井六段は△7三桂と跳ねました。▲同角成ならば△8六飛です。上田二段はしばらく考えた末、▲2七金と歩を払いました。
中井六段はと金を作らせた代償に、角を好位置に転換して反撃です。以下は▲5三と△4二歩▲6五銀△3九角成と進みました。
腕力の強い上田二段、積極的にパンチを繰り出しいきました。
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