(勝った清水女流王将)
(敗れた山田女流三段)
127手までで、清水女流王将の勝ちとなりました。終了時刻は17時14分。消費時間は両者ともに3時間(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。清水女流王将は準決勝で、岩根忍女流初段と対戦します。
清水王将は駒得をしながら攻めています。
▲8五飛成はいかにも清水王将らしい落ち着いた一手。以下△7七桂成▲同桂△同歩成▲同金右と進んでみると、清水優勢がはっきりしたようです。
清水王将は▲8一飛と打ち込みました。ここから一気に終盤戦にもつれ込むかも知れません。
清水王将が▲7五歩と突いたのに対して、山田三段は8五飛を動かし△同飛と応じました。みずから飛角交換を挑む勝負手です。
局面が収まってみれば、まだまだこれからの形勢のようです。
清水王将は山田三段の動きをとがめにいきます。検討陣の見解では、清水王将が優位に立ったようです。
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