(大ブレイクなるか、中村初段) (優勝候補の一角、里見倉敷藤花はここで敗退)
終了時刻は16時52分。消費時間は里見3時間、中村2時間55分(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。勝った中村真梨花初段は準決勝で中井広恵六段と対戦します。
里見藤花も寄せ合いの形を作り、いよいよ最終盤の大詰めです。
「いやあ! すごい攻めが出ました。そうか、これがマリカ攻めなのか……」(中村四段)
(観戦記担当の中村太地四段)
守勢に立たされた里見藤花、じっと辛抱を重ねてチャンスを待ちます。
中村初段が先攻する形を作りました。しかし決まるかどうかは、まだわかりません。
現在は角交換がおこなわれた局面。▲6六角△3四飛▲7七桂ならば△1五歩▲同歩△1七歩▲同香△2五桂と進めれば△1二香と上がった一手を利用して、後手が先攻できます。直前の△1二香が、中村初段の実力を示した一手だったか。現在は里見藤花が時間を使って考慮中です。
(13時、対局再開直後)
9筋の位を取った里見藤花と、3筋の歩を交換している中村初段。どちらが得をしているのでしょうか。
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