盤面左側の折衝が一段落しました。今後は互いに相手玉を目指しての戦いとなりそうです。
上田二段が飛車取りに▲6四角と打ったのに対して、中井六段は△7三桂と跳ねました。▲同角成ならば△8六飛です。上田二段はしばらく考えた末、▲2七金と歩を払いました。
中井六段はと金を作らせた代償に、角を好位置に転換して反撃です。以下は▲5三と△4二歩▲6五銀△3九角成と進みました。
腕力の強い上田二段、積極的にパンチを繰り出しいきました。
中井六段は▲8六歩△同歩▲7五歩と突っかけていきました。
13時、対局は再開されました。上田二段は一呼吸おいて、▲3七金と寄りました。
中井六段が△4四銀と上がった局面で昼食休憩に入りました。消費時間は上田56分、中井1時間13分(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。
両者経験十分の形ですが、一手一手に時間を使う中盤戦となりました。
(振り駒はと金が3枚で上田二段の先手となった)
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