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△4二飛に▲5八銀は受け一方の手かと見られていましたが、実は図の▲3八飛を狙ったアグレッシブな手だったようです。
仮に▲5八金・▲3八飛型、つまり△6九銀からの金銀交換が無い形であれば、▲3八飛には△4九銀の割り打ちがあります。しかし本譜はその筋がない。47手目▲8八玉は、この展開を視野に入れた「誘いの隙」だったのかもしれません。