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本日の対局をもって、第57期王将戦の挑戦者決定リーグが終了しました。
リーグの詳しい結果は以下のリンク先を参照ください。http://mainichi.jp/enta/shougi/ohsho/
(佐藤康光二冠は3年連続の挑戦者とはならなかった)
(敗れた谷川浩司九段は2勝4敗でリーグ戦を終えた)
▲谷川九段-△佐藤二冠戦は、118手まで佐藤二冠の勝ちとなりました。終局は20時。消費時間は谷川3時間58分、佐藤3時間59分。
4勝目を挙げた佐藤二冠ですが、7分前に久保八段が勝利を収めているため次点まで。敗れた谷川九段は2勝4敗でリーグ陥落となりました。
(初の王将位挑戦を決めた久保利明八段) (敗れた深浦康市王位は3勝3敗でリーグを終え、順位の関係でリーグ陥落となった)
久保八段のコメント「最後の最後まで分からなかった。日程的に短期なので勢いを重視しました。リーグを通じてそれなりにいい将棋が指せたと思います。2日制の将棋ははじめてなので楽しみですね」
図は▲久保-△深浦戦。図の▲1六飛で深浦王位の投了となりました。終局時刻は19時53分。消費時間は久保3時間58分、深浦3時間59分。久保八段が5勝1敗の成績でリーグ戦を終え、挑戦者に決まりました。久保八段は王座戦に続いて今年度2度目のタイトル挑戦です。二日制のタイトル戦は初めてとなります。第57期王将戦七番勝負第1局は2008年1月17日~18日に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。
(対局を終えた、森内名人、藤井九段が検討に加わった)
図は▲久保-△深浦戦。久保八段が攻め、深浦王位が受ける展開が続いています。図は89手目▲4三銀まで。久保八段が金銀で後手玉にしがみついています。
図は▲谷川-△佐藤戦。「光速の寄せ」がトレードマークの谷川九段の攻めに佐藤二冠は手抜きで攻め合いに出ました。
(4勝2敗でリーグ戦を終えた森内俊之名人。プレーオフの可能性を残した)
(敗れた藤井猛九段は0勝6敗でリーグ戦終了となった)
(感想戦の様子)