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2日目の昼食は羽生王将が天ざるそば、久保八段がミックスフライ定食。
(羽生王将の昼食は天ざるそば) (久保八段の昼食はミックスフライ定食)
図は40手目△5五歩まで。控え室では後手不満なしのニュアンスで検討が進められています。図から▲2五歩△3五銀▲同金△同角に▲3七玉(参考図)が意表の手ながら、左辺への逃げ込む狙いで、まだ大変な勝負か。 (大盤解説会から戻った中田七段も加わり、検討に熱が入ってきた)
羽生王将が38手目に△2四角と上がったところ。羽生王将は△3五銀や△3二飛を狙っています。先手陣は美濃囲いが崩れ、2六に嫌みな垂れ歩が残っています。ここ数手で久保八段がうまく局面をまとめないと一気にバランスを崩してしまいそうです。
現地では午前10時から大盤解説会が行われています。
(ホテル花月の「花鳥の間」で大盤解説会が行われている)
(解説を聞きながら、モニターで指し手を見ることができる)
(熱弁振るう中田功七段)
10時半になり、2日目の午前のおやつが出されました。羽生王将がクッキーアラカルトとホットコーヒー。久保八段がメロンとホットコーヒー。
(羽生王将のおやつはクッキーアラカルトとホットコーヒー)
(久保八段がメロンとホットコーヒー) (10時半におやつが出されたときに昼食の注文も行ったようだ。モニターに両対局者がメニュー表とにらめっこして昼食を考える様子が映し出された。このときだけは局面のことを忘れた?)
(封じ手の封筒)
(裏面に2カ所ずつ、割り印のように両対局者のサインがある)
(封じ手用紙には符号と動かす駒に矢印が書かれていた)
(佐伯九段の前に開封前の封じ手の封筒が置かれていた)(封じ手を開封する佐伯九段) (開封した封じ手を対局者に見せる佐伯九段。封じ手は予想されていなかった▲4六歩だった) (久保八段が▲4六歩を指して、2日目の対局が始まった)
(鵜木三段によって指し手が読み上げられ、1日目の指し手を再現していく)
(羽生王将の手つき。第一人者としての風格を感じさせる)
(久保八段の手つき。棋風通り、軽快さを感じさせる手つき)
(対局者を待つ、立会人の佐伯九段、副立会人の中田七段、記録係の鵜木三段)
(久保八段は8時51分に入室)
(久保八段に遅れること数十秒、続いて羽生王将も入室)
図は羽生王将が△2六歩と攻めたのに対し、久保八段が▲4七金と上がったところ。なんと、久保八段は△2六歩に構わず、駒組みを進めました。さすがの羽生王将もこの一手には意表を突かれたでしょう。再び局面を考えています。