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(朝、対局室に向かう久保八段)
注目の久保八段の封じ手は△3五銀でした。
(1日目夕方、久保八段の封じ手記入を待つ関係者)
おはようございます。王将戦第4局対局地の島根県大田市三瓶山は、今朝も雪が積もっております。本日2日目の中継は、棋譜・コメント入力は桜木記者、本ブログは青葉が担当いたします。よろしくお願いいたします。
(久保八段の封じ手記入を待つ羽生王将)
18時7分、久保八段が次の手を封じて1日目の対局が終わりました。消費時間は羽生3時間29分、久保4時間19分(持ち時間各8時間)。明日2日目は午前9時から対局再開となります。
(両者一礼して、1日目の対局終了)
久保八段は封じ手まで待たず、17時半過ぎ、△2二歩ではなく△1二角と打ちました。
羽生王将が▲2四飛と走ったのに対して、久保八段は手を止めています。18時を待って、このまま封じるつもりかも知れません。
羽生王将は1時間32分の長考で大決戦に打って出ました。直前の久保八段の△4二金を全否定するかのような踏み込みです。
羽生王将が長考に沈んでいます。▲2四歩△同歩▲3一角△3二飛▲4二角成△同飛▲2四飛△2二歩▲2三歩と大決戦に行けばどうなるのか。
これには△1四角の反撃が考えられるそうです。以下▲2二歩成△3五銀▲2八飛△4六銀(!)▲同銀△2七歩▲同飛△4九角▲2八飛△5八角引成▲同金△同角成▲同飛△6七金が変化の一例。
仮に▲2八飛ならば△2二飛▲同飛成△7八金まで。▲4八飛でも△2二飛▲2八歩△5八金打があります。これは後手の反撃が成功した格好でしょうか。