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(大盤解説会は滝七段の解説が続いている。室田1級が飛び入りで聞き手を務めている)
終盤戦に突入しています。後手玉には▲2一龍△同玉▲3三桂以下の詰めろが掛かっています。△5一歩▲5二角成△同歩▲6一飛△3一桂で一手の余裕を得ることができそうですが、先手玉は広くなかなか捕まりません。「久保さんが余したかな」と言われています。残り時間は100手目までで久保八段40分、羽生王将1時間29分。羽生王将が考えています。
(隣県愛知の室田女流1級(左)が勉強に訪れている)
羽生王将が先手玉を中段につり出して激しく迫っています。少し前の局面は久保八段はっきり優勢といわれていましたが、あやしい雰囲気が漂っています。
久保八段は▲3三桂と詰めろに打ち込みました。厳しい攻めですが控え室では△3三同金▲同角成のあとの寄せが見つかっていません。「それでも先手がいいんでしょうけど…」という評判です。
(控え室のモニターに映る対局室。前屈みになって考えている)
(羽生王将。抹茶と和菓子)
(久保八段。ショートケーキとアイスレモンティー。両者1日目の午後と同じ注文だった)
久保八段が先手先手と攻めつけ、駒損も回復しました。久保八段優勢という評判です。
(羽生王将が先に対局室へ)
(直後に久保八段)
(関根九段が再開を告げると、両者前傾姿勢になった)
(羽生王将)
(久保八段)
昼食休憩があけて15分ほどたったあと、久保八段は角取りに▲2五歩を打ちました。