両者前日からの読みが一致していたのか、早いペースで指し手が進んでいきます。羽生王将が飛を取って、駒割は飛角交換。ただし久保陣に飛を打ち込むスキはなく、振り飛車がさばけた形とも言えます。羽生王将はじっと▲7八金と上がって、手を渡しました。
羽生王将は駒損ながら、調子よく攻め続けます。久保八段はしのぐことができるか。
(朝、対局室に向かう久保八段)
注目の久保八段の封じ手は△3五銀でした。
(1日目夕方、久保八段の封じ手記入を待つ関係者)
おはようございます。王将戦第4局対局地の島根県大田市三瓶山は、今朝も雪が積もっております。本日2日目の中継は、棋譜・コメント入力は桜木記者、本ブログは青葉が担当いたします。よろしくお願いいたします。
(久保八段の封じ手記入を待つ羽生王将)
18時7分、久保八段が次の手を封じて1日目の対局が終わりました。消費時間は羽生3時間29分、久保4時間19分(持ち時間各8時間)。明日2日目は午前9時から対局再開となります。
(両者一礼して、1日目の対局終了)