(再開定刻前、盤の前でひとり考える久保八段)
(再開直前、羽生王将も入室)
(次の手を待つ羽生王将)
羽生王将が▲6六歩と突いたのに対して久保八段は28分を使い、12時30分、昼食休憩に入りました。消費時間の通計は、羽生1時間27分、久保1時間49分(持ち時間各8時間)。再開は13時30分からとなります。
(羽生王将の昼食はとろろそば)
(久保八段はシーフードピラフ)
現在は羽生王将が▲6六歩と突いたところまで。昨年11月のマイナビ女子オープン1回戦▲中井女流六段-△里見女流初段戦でも現れた局面です。昼食休憩は12時30分からとなります。
(小林裕士六段と里見香奈女流初段による大盤解説会)
久保八段は△4四銀とこちらに出ました。昨年10月のA級順位戦▲佐藤康光二冠-△羽生王将戦や11月の王将戦リーグ▲森内名人-△久保八段戦などでも現れた局面です。久保八段も経験ありますが、羽生王将は居飛車、振り飛車、どちらを持ってもこの戦形を指しこなしています。
(雪の中のさんべ荘)
久保八段は中飛車から向かい飛車へと転換しました。2筋からの逆襲を狙うのが、この戦形の常套手段です。
(午前のおやつは、フルーツの盛り合わせ)
小林六段の解説通り、比較的穏やかな中盤戦となっています。
(対局室のさんべ荘「松虫草」 の外にはつらら)
羽生王将は角交換の作戦。現在までは100局以上の実戦例がある、定跡形となっています。先後の勝率はほぼ互角。現代将棋のテーマのひとつともいえる進行です。