79手目、久保八段が△5一飛と打ったあたりでの大盤解説の模様です。
久保八段の玉に詰みはありませんが、羽生王将から「詰めろ逃れの詰めろ」をかける順があります。ではどちらが勝ちなのか?! 変化は厖大。結論はまだ出ていません。
76手目、羽生王将が△6三金と指したあたりで、木村一基八段が大盤解説場に現れました。
(大盤解説場の木村八段)
検討通り、羽生王将は△3一歩と打ちました。この手に対してはやはり検討通り、▲5三飛成があります。終局が近づいてきたのでしょうか。
(対局室に飾られている色紙)
▲5一飛は厳しい飛車打ち。△3一歩(!)の受けには▲5三飛成(!)△同金▲3三銀の寄せがあります。検討陣からは久保よしかの声があがっています。
見ごたえのある攻防が続いています。どちらが勝つのか、まだまだわかりません。
(芦ノ湖をゆく遊覧船)
現局面では微差ながら、羽生王将の方がいいのではないかと言われています。
61手目、久保八段が▲4七銀と上がったのに対して、後手は△3五歩と突く手が予想されていました。