(羽生善治王座謝辞)
(花束贈呈)
(乾杯の発声は柳瀬尚紀さん)
(喜多恒雄・日本経済新聞社代表取締役社長あいさつ)
(米長邦雄・日本将棋連盟会長あいさつ)
(羽生王座には允許状、王座賞、賞金、功労金が贈られた)
(允許状)
(王座賞)
(梅田望夫さんによる祝辞)
逆転につぐ逆転となった本局。左図は△9五桂▲7七金右と進んだ局面です。残り時間は羽生52分、木村37分。木村八段はここで13分考えて△4七成銀としましたが、局後、この手を敗着と断じました。代わりに△4七金、あるいは△2四銀が優ったようです。本譜はあっさり▲4七同馬と取られ、△同飛成に後の▲4八香が厳しい。もっとも直後に羽生王座も間違えて、単に▲4八香でもつれ気味。▲3三歩△同銀を入れてからの▲4八香が優りました。他にも見所は多数で、詳しくは日本経済新聞紙上の観戦記をご覧いただければと思います。第56期王座戦五番勝負のご観戦、ありがとうございました。(青葉)
(終局直後、両対局者にはインタビューがおこなわれた)
(「よくわからない将棋が多かったです」とシリーズを振り返る羽生王座)
(「勝ちきれなかったのは……。実力です」と木村八段)
何度形勢が入れ替わったかわからない大熱戦を制し、羽生王座の勝ちとなりました。終了時刻は22時24分。消費時間は羽生4時間50分、木村4時間59分。第56期王座戦五番勝負は羽生王座が3連勝で制し、17連覇を達成しました。
羽生王座が簡単に勝ちかと思われていましたが、意外と難しい。まだまだ一波乱起こるかも知れません。
何度形勢が入れ替わったかわからない大熱戦ですが、ついに羽生王座がはっきり優勢になった模様です。
入玉を見せていた木村八段ですが、一転攻め合いの道を選びました。△8七桂不成が穴熊玉に届く初王手です。
(19時半頃の控え室)
羽生王座が攻めきるか、それとも木村八段が逃げ切るか。大熱戦が続いています。
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