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相矢倉の定跡形に進んでいます。
木村八段先手で相矢倉となりました。
(木村八段の初手は▲7六歩)
(羽生王座の2手目は△8四歩)
両対局者http://live2.shogi.or.jp/ouza/monitor.html
羽生善治王座http://live2.shogi.or.jp/ouza/monitor_habu.html
木村一基八段http://live2.shogi.or.jp/ouza/monitor_kimura.html
(勝っても厳しい表情の羽生王座)
(がっかりした様子の木村八段)
(木村八段は自玉を駒台の上に乗せてしまった)
五番勝負第1局は羽生王座の勝ちとなりました。終了時刻は21時4分。消費時間は羽生4時間17分、木村4時間56分(持ち時間各5時間)。
木村八段は△6二金と引きました。どこかで決め手となるべき切り札でしたが、▲3四角成で羽生勝勢です。以下(1)△7二飛ならば▲3三角成以下後手玉は簡単に詰み。(2)△7二金ならば▲2四と。佐藤棋王も「羽生勝勢」の声にうなずきました。
木村八段が的確な指し手を続け、鋭く羽生玉に迫ります。木村優勢のまま最終盤に入ったかと思われましたが、次に▲4四角が好手か? 「木村さんの方に勝つ手が見えないのですが……」(佐藤棋王)
(20時頃の控え室)
19時、対局再開。羽生王座はすぐに▲2二と、と引きました。
18時、木村八段が△2八飛と打ち込んだところで夕食休憩に入りました。
(夕食休憩時の対局室)
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