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(モニターに映る18時の対局室の様子。両者、同じポーズで考えている)
図は73手目▲3八桂まで。後手良しと見られていますが、久保八段は自陣に桂馬を打って頑張ります。先手は持ち駒に金銀を持っているので、まだまだ受けが利きそうです。
(16時半の大盤解説会はかなりの人が入っていた)
(中盤の変化を解説する中田功七段)
(控え室に訪れた松本佳介五段も飛び入りで大盤解説に加わった)
第1図は65手目▲2七同角まで。第1図は10手前の55手目▲5六同銀の局面(第2図)と比較すると、3六金と3八銀が自分の駒台に載った計算になります。羽生王将としては無条件で久保八段の大事な守り駒をはがしたことになり、ポイントを挙げました。巧みな攻めが続いています。
図は54手目△5六歩まで。羽生王将は駒損ながらほぼすべての駒をフル活用して攻めてなかなか切れません。特に図の△5六歩は力をためた一手で、久保八段側の攻撃力不足を突いて十分に働いています。久保八段はなかなか反撃ができません。(15時半のモニターに映る対局者)
15時になり、午後のおやつが出されました。2日目午後のおやつは羽生王将がイチゴの各種フルーツ盛り合わせとホットレモンティー。久保八段がガトーショコラとアイスレモンティー。
(羽生王将のおやつはイチゴの各種フルーツ盛り合わせとホットレモンティー)
(久保八段のおやつはガトーショコラとアイスレモンティー)
図は48手目△2四飛まで。激しい流れになりました。先手は駒得、後手は駒の効率が主張点。どちらの主張が通るか。 (松本佳介五段も検討に加わった)
13時半になり、対局が再開されました。
(13時27分ごろに久保八段が対局室に戻った)
(緊迫した局面を考える)
(羽生王将は13時29分ごろ、対局室に戻った)
(対局が開始されると、久保八段はすぐに▲4五金と指した)
(▲4五金を指されて、この表情)
(▲4五金の局面)
(大盤解説場では、ファンの方が大盤を使って検討を進めていた)
(対局室の様子。両対局者とも、おやつにはあまり手を手をつけなかったようだ)
(久保八段側から見た昼食休憩時の盤面)
(羽生王将側から見た盤面。互いに現在の局面をどのように考えているだろうか)
図の△3五銀の局面で久保八段が28分考えて昼食休憩になりました。消費時間は久保八段5時間57分、羽生王将5時間4分。