第１期マイナビ女子オープン中継ブログ

勝利者インタビュー

（写真をクリックすると動画が再生されます）

バレンタインデー

（終局後、関係者一同にチョコレートを渡す山田三段）

（「できれば勝ってからお渡ししたかったんですけど……」と山田三段）

感想戦

終局直後

（二転三転の熱戦を制した甲斐二段）

（詰みありを知らされてうつむく山田三段）

甲斐二段、決勝五番勝負に進出

17時６分、118手で甲斐二段の勝ちとなりました。消費時間は両者３時間（チェスクロック使用・持ち時間各３時間）。甲斐二段は決勝五番勝負に進出し、矢内理絵子女流名人と初代女王の座を争います。

劇的な結末

△６一同玉に対して（１）▲４一飛△５一金▲７一金（！）ならば変化はあるものの、後手玉は勝ちでした。本譜、山田三段は（２）▲５二銀！　これは詰みません。なんという劇的な終盤戦。最後に勝ちは、甲斐二段に転がり込んできました。

大逆転、山田勝勢

なんと甲斐玉に詰みが生じました。▲６一龍△同玉▲４一飛で変化はあるものの詰みがあります。山田三段は▲６一龍！！　控え室ではどよめきが起こりました。

いよいよクライマックス

△６五桂で山田玉は受けなしとなりました。甲斐玉はきわどく詰みそうもありません。では甲斐二段勝ちかというと、合駒の問題や、６五桂を抜く筋などあってそう簡単ではありません。はたして、山田三段は▲７一銀と迫っていきました。

二択

△８四桂の王手に対して、（１）▲８五玉は△９六金と打って、先手玉は受けなしで後手玉は詰まない。すなわち後手勝ちが勝又六段の見解です。ただし（２）▲９七玉△９五香▲８八玉は難解ではないか。そう言われていたところに、▲８五玉が指されました。

あやしいムード

甲斐二段が鋭く迫って、現在はすでにあやしいムード。△９一飛の王手に▲９六歩と受ければ、そこで△８四桂と打たれます。