« 2007年11 月 | メイン | 2008年1 月 »
(写真をクリックすると動画が再生されます)
山田三段コメント「序盤から中盤にかけて、駆け引きがあり難しかったです。攻めてはいるものの厳しい攻めではなく、よくわかりませんでした。途中は受けに回られる方が嫌だなと思っていました」
船戸二段コメント「方針を決めかねているまま戦いになって、悪くなってしまいました」
156手目△7八角成を見てしばらく考えた後、船戸二段は投了しました。勝った山田三段は2回戦で千葉涼子三段と対戦します。
(ネットワークカメラに映される山田三段の手つき)
勝勢の山田三段ですが、形勢が離れすぎているためか、指し手がややちぐはぐな印象もあります。船戸二段も辛抱強く指して入玉模様を目指すかも知れません。
何とか手を作ろうとする船戸二段ですが、いかんともしがたい形勢となっています。
船戸二段からは手も足も出ない形。山田三段勝勢といっても過言ではない局面となりました。
山田三段が相手の指しすぎに乗じ、一気に優勢を築きました。
互いにすべての駒を使う、相矢倉ならではの戦いとなりました。現在は先手の3七銀が立ち遅れている分、後手がリードしているかも知れません。
(再開直後、午後の日が差す対局室)
船戸二段は端から攻めました。▲1三歩以下は△同香▲1七桂と進んでいます。
(今日の東京・千駄ヶ谷は穏やかな晴れ)
(対局再開直後の船戸二段)
押したり引いたりの攻防。両者ともに、今後の攻め筋が注目されます。
最近のコメント