第１期マイナビ女子オープン中継ブログ

千葉－早水戦、対局開始

（王将を据える千葉三段）

（早水二段の初手は▲７六歩）

勝利者インタビュー

（写真をクリックすると動画が再生されます）

終局直後

斎田女流四段コメント
「▲７二歩は無理かなと思いましたが、難しかったです。７六桂を取られて悪くなりましたが、△５一飛の辺りで面白くなったかと思います」

石橋女流王位コメント
「序盤無理でしたかね。その後盛り返せたかと思いましたが、△４七歩成で焦ってしまいました」

斎田四段、大熱戦を制す

期待に違わぬ大熱戦、最後に制したのは斎田四段でした。

逆転、斎田勝勢か

混迷をきわめた長い長い終盤戦が続きます。ただし図の△５一飛はずっと９一で遊んでいた飛車を使う、いかにも気持ちのいい手。斎田四段が抜け出したようです。ただし勝負はまだわかりません。

まだわからない

斎田四段の△４七歩成は、▲同玉ならば△２五角の王手桂取り。しかし▲２八玉と逃げるのはいかにもこわい形。石橋王位は▲同玉と取って、斎田四段△２五角。どちらが勝っているのかまだわかりません。

石橋、またリード？

あやしいムードが漂いはじめたところで、石橋王位は▲９九香。盤の隅に香を打ちつけ、後手の龍を詰ましました。控え室では「盤上この一手か」の声。形勢は再び石橋王位に傾いたようです。

依然大熱戦

石橋王位は王手の連続で斎田四段の玉を追いましたが、最後の決め手はありません。このあたり、石橋四段変調ではないかと言われています。以下は▲６六馬△４七香成▲同金△８七馬と進んで、依然大熱戦が続いています。

石橋優勢か？

△７六桂と打たれて狙われていた石橋王位の銀ですが、▲７七銀～▲７六銀と逆に桂を取り、さらに▲６五銀と出て好調です。現在は石橋王位が優位に立ったようです。以下は△９七馬～▲５四銀と進みました。

形勢難解

現在もまだ、熱のこもったねじり合いが続いています。検討陣の見解は、形勢難解。ただしどちらかといえば、後手が間違いやすい形かも知れません。