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まだ40手ですが、局面はすでに最終盤の様相を呈しています。石橋王位が好調に攻めているかのようにも思えますが、斎田四段に手番が回れば△3五桂などの反撃が厳しい。はたしてどちらが勝っているのでしょうか?
斎田四段が△6五角と飛車取りに打ったのに対して、石橋王位は▲7八香とつなぎました。以下△7四角▲同香と進んで、石橋王位に楽しみが多い展開になったのではないかと言われています。
しばらくは石橋王位の攻めを斎田四段が受ける展開です。ここでまた斎田四段は時間を使って考えています。
(石橋王位の手元には、自作のマイナビタオル)
13時、対局は再開されました。石橋王位は一呼吸置いた後、▲7二銀と打ち込みました。
斎田四段も熟慮の末に、△9九馬と香を取りました。ここで昼食休憩。消費時間は石橋1時間14分、斎田56分。昼食の注文は、両者ともにありません。
(石橋王位は予選を勝ち抜いての本戦進出)
大決戦の変化の後、石橋王位は長考に沈みました。▲6一とや▲8一となど考えられましたが、切れ筋と見たか。じっと▲6八銀と上がりました。
相振り飛車模様の出だしから驚くべき展開!石橋王位が決断し、開始わずか11手目にして大決戦となりました。▲7二歩は銀取りとともに、2二角にまで利いている飛の横筋を止めた手。以下は▲8八角成△7一歩成▲8九馬と進んでいます。
(石橋女流王位の初手は▲7六歩)
(斎田女流四段の2手目は△5四歩)
(写真をクリックすると動画が再生されます)
(快勝にも表情のゆるまない鈴木初段)
(村田初段にとっては、不出来な一局となった)
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