第１期マイナビ女子オープン中継ブログ

鈴木、穴熊に潜る

鈴木初段は矢倉から穴熊に組み替えました。

相矢倉

速いテンポで指し手が進み、あっという間に相矢倉に組みあがりました。

村田－鈴木戦、対局開始

（鈴木初段の初手は▲２六歩）

（村田初段の２手目は△３四歩）

勝利者インタビュー

（写真をクリックすると動画が再生されます）

終局後のコメント

中村真梨花女流初段コメント
「四間飛車は最初からの作戦です。左美濃は予想した形のひとつでした。途中は攻めたけど戦果が挙がりませんでした。勝ちを意識したのは▲１五桂と跳ねたところです。矢内さんとは指していただいたことがあります。女流名人と指せるのはうれしい。ずっと上の人とばかりなので一局一局大切に指したいです」

清水市代女流二冠コメント
「無理攻めをいなせるかどうかの勝負でした。△８六歩を突き損ねて大変になってしまいました。本譜は、どこでおかしくしたか…ちょっとわかりません。△５五桂で一手勝ちと思っていたのですが。△６七桂成は予定変更でした。はじめは△４二飛の予定だったのですがその変化もなかなかうまくいかなくて…」

中村真梨花、殊勲の２回戦進出

109手目▲４四銀を見て清水女流二冠は投了しました。終了時刻は17時４分。消費時間は中村２時間59分、清水３時間（チェスクロック使用各３時間）。殊勲の星をあげた中村女流初段は、２回戦で矢内理絵子女流名人と対戦します。

中村優勢

清水の反撃を抑えて、現在は再び中村攻勢。はっきりと優位に立ったようです。

清水、一分将棋に

中村初段が▲４九歩と受けた局面で、清水二冠は持ち時間を使いきって一分将棋になりました。以下は△８六歩▲２七桂△１四銀打と進んでいます。

大技

78手目、清水女流王位は長考の末、△６七桂成の大技を繰り出しました。検討陣からは少し無理気味と言われていますが、迫力は十分です。以下▲６七同金△７七角成と進んで、残り時間は中村27分、清水８分です。

清水、反撃に出る

これまでずっと受けに回っていた清水二冠。ついにここで反撃に出ました。