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山田三段は▲6五飛と逃げず、▲8五桂と打ちました。「敵の打ちたいところに打て」ではっとする手ですが、冷静に△同歩と取られるとどうなのか? 控え室の検討陣も騒然としてきました。
甲斐二段は飛車を取らずに△9一香と攻め合います。しかし▲6五飛と逃げながら△8五桂の筋を防ぐと、先手がよさそうです。山田三段、決勝五番勝負進出が見えてきたか?!
山田三段は端攻めを放置して▲6四飛を決行しました。甲斐二段はすかさず△9八歩。一気に終盤戦です。
穴熊の堅陣にもぐる山田三段が力強く駒をぶつけ、ペースをにぎったのではないかと言われています。
甲斐二段は突如端攻めに出ました。
甲斐二段からも突っかけて、目の離せない戦いになってきました。
(今日の千駄ヶ谷は快晴)
山田三段が▲5六歩と突いて、いよいよ駒がぶつかりました。
(本局の観戦記担当は勝又清和六段)
山田三段は飛車を中央に転回しました。
13時、対局再開。手番の甲斐二段は△8四歩と突きました。
45手目、山田三段が▲1六歩と突いたところで昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は山田1時間7分、甲斐1時間2分(チェスクロック使用・持ち時間各3時間)。再開は13時からとなります。
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