矢内名人の話
「お互いに我慢の展開だったと思うのですが、△8六飛と切ったのは我慢が足りなかった感じです。もっと激しく攻める手があったと思うのですが…。終盤は負けにしたと思いました。最後の最後△2七歩成として、自玉が詰まないので勝ちになったと思いました。1局1局の積み重ねなので、2局目もそこがスタートだと思って頑張りたいと思います。
甲斐二段の話
「主導権を握られて序盤から辛抱するような展開になってしまいました。中盤▲4四歩とたたいたのは△同角で逆に堅くしてはっきり悪くしてしまいました。終盤は訳が分からなくて…。勝ち筋もあったかもしれません。結果は残念ですが力を出し切れたと思いますので、次局は気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
(しのぎきって先勝の矢内名人)
(粘りも及ばず甲斐二段)
(終局直後。主催紙からコメントを求められる両対局者。その後大盤解説会に移動した)
(多くのカメラが両対局者に向けられている)
(記者の質問に答える甲斐二段)
(投了図となった152手目△2七銀まで)
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